製薬企業オウンドメディア2020年下半期レポート

製薬企業オウンドメディア2020年下半期レポート

業種問わず、多くの企業が自社の製品やサービスを認知してもらうための手法としてオウンドメディアを立ち上げています。それは、製薬企業も同様です。
Medinewでは、医療従事者向けのオウンドメディアを中心に、独自調査でまとめた各社の数値を毎月レポート形式でお伝えしておりますが、今回は2020年下半期のまとめレポートをお伝えしていきます。

こんなツールを活用して分析

本レポートでは、イスラエルの企業が開発をし、世界中で広く利用されているSimilarWebを活用しています。
SimilarWebの特徴は大きく3つ。

  • 実際の消費者行動やトラフィックデータなどに基づいた独自のデータ手法
  • 高性能なクローラーを保有し、毎日100億以上のデータを収集
  • 世界中で1億以上のウェブサイト、470万モバイルアプリの実データを網羅

世界中から収集した匿名の行動データやパートナー企業からの分析データ、独自のクローラーによって収集した広告データ/Meta情報、さらに任意で連携されたGoogle Analyticsの実数値データと併せて機械学習を介することで、より精度の高い推計データを提供しています。

※本レポートは数値を保証するものではありません。
※数値は実際のWEBサイトの測定数値と大きく乖離があることがあります。ランキングや、WEBサイトの大小関係などの参照に、ご活用ください。

分析する製薬企業オウンドメディア一覧

2019年9月時点の日本国内医薬品売上ランキングより抜粋した19社19サイト(以下リストに記載)をレポートの対象としています。

月間訪問者数の推移

すべての指標のベースとなるのが、月間訪問者数です。
月間訪問者数は、SimilarWeb のTotal Visits(訪問数) の数値を参照しており、2020年下半期の平均は93,627でした。この平均より訪問者数が多かったのは、グラクソ・スミスクライン、大日本住友製薬、中外製薬、バイエル、エーザイ、MSD、ファイザー、武田薬品工業、田辺三菱製薬の9社でした。

直帰率の推移

サイトは訪問するだけで終わりではありません。そこからどのように回遊するかが重要であり、その指標が直帰率です。直帰率は、SimilarWeb のBounce Rate(直帰率) の数値を参照しており、直帰率は低い方が上位となり、2020年下半期の平均は49.3%でした。それよりも低い数値だったのは、ファイザー、MSD、協和キリン、サノフィ、エーザイ、小野薬品工業、中外製薬、ノバルティスファーマ、アステラス製薬、大塚製薬、アストラゼネカでした。

※数値は実際のWEBサイトの測定数値と大きく乖離があることがあります。
ランキングや、WEBサイトの大小関係などの参照に、ご活用ください。

その他の分析結果(各社ごとの推移)をまとめた資料はダウンロードでご覧いただけます。

ダウンロードできる資料の内容

各社の2020年下半期の以下推移
・月間訪問者数の推移
・直帰率の推移
・ページ毎セッション/平均セッション時間の推移
・流入チャネルの推移