【DL資料あり】6/5はロコモ予防の日-製薬企業の骨・関節領域の疾患啓発サイトを調査【2022年5月版】

【DL資料あり】6/5はロコモ予防の日-製薬企業の骨・関節領域の疾患啓発サイトを調査【2022年5月版】

製薬企業の使命の一つとして、疾患啓発にも各社力を入れています。今回は6/5のロコモ予防の日にちなみ、製薬企業が運営する骨・関節領域の疾患啓発サイトを調査しました。平均寿命が延び、日常生活が制限されることなく生活できる期間「健康寿命」への注目が高まっています。元気な高齢者が増えることで、医療費の軽減も期待できるのではないでしょうか。データや動画の活用が多数みられた、骨・関節領域の疾患啓発サイトの特徴をお届けします。

骨・関節領域の疾患啓発サイトを運営している製薬企業一覧

運動器障害により移動能力が低下した状態を表すロコモティブシンドローム、通称「ロコモ」。要支援・要介護になった原因のトップは、約25%を占める運動器の障害です 1) 。平均寿命が延び、長生きが当たり前になった現代だからこそ、骨折や関節の病気による運動器の障害を防ぎ、健康寿命を延ばすことが注目されてきています。

例えば旭化成ファーマが実施する「骨検」プロジェクトでは骨粗鬆症の認知を広めるためにDXA検査受診を啓発するなど、骨折や関節の病気を予防するために疾患啓発サイトを運営する製薬企業も多くあります。

本記事では、製薬企業オウンドメディア定期レポートで対象としている19社の中から、ロコモの原因疾患といわれている骨粗鬆症や関節リウマチを中心に骨・関節に関する疾患啓発サイトを調査しました。骨・関節に関する疾患啓発サイトを運営している製薬企業は、19社中9社、15サイトでした。疾患ごとにサイトを分けている企業が多く、複数のサイトを運営している企業が多くありました。

シンプルな作りのサイト、カラフルでイラストが多いサイトなど、サイトごとに特色が見られました。高齢者の閲覧を意識し文字の大きさをボタンで変更できたり、症状チェックシートを印刷し医師との面談に活用できたりと、使いやすさを各社工夫しています。疾患や治療の情報だけでなく、日常生活の質の改善(QOLの向上)に関するコンテンツが盛り込まれており、製薬企業全体の健康寿命への高い意識が感じられました。

この記事内では、全15サイトのうち、ロコモに関するコンテンツがあった3サイトと構成が特徴的だった1サイトの計4サイトを紹介します。その他のサイトについては、SimilarWebによる月間訪問者数などの独自調査も含めたダウンロード資料を用意しています。ページ下部よりダウンロードください。

エーザイ「骨折で寝たきりにならないために」

一つのコンテンツが1ページにまとめられており、まずは骨粗鬆症に関する基本的な情報を知りたい方に見やすいサイトです。写真やデータを多く紹介し、骨折のリスクを訴求しています。

骨粗鬆症患者の骨の断面画像や太もも付け根の骨折経験者の再骨折リスクの具体的な数値などはインパクトがあり、骨折回避の重要性が伝わります。ロコモに関するコンテンツでは、7つの項目から判断するロコモチェックを掲載。運動器機能の低下に気づいてもらえる内容です。コンテンツ「アニメーションで見る 今日から始めるロコトレ」は、動画でロコトレを紹介。WindowsかMacのデバイスにダウンロード可能としており、自宅で何度も取り組んでもらうための工夫が見られます。
骨折で寝たきりにならないために

サイトディスクリプション

医療機関で処方されたエーザイのお薬について、作用と効果、用法・用量(くすりの使い方)、副作用などの情報を知ることができます。また、患者さまやご家族の皆さまに病気や治療に役立つ情報をご紹介します。

キーワード

エーザイ,エーザイ株式会社,薬,くすり,クスリ,疾患,医療機関,病院

コンテンツ一覧

-骨粗鬆症って、どんな病気?
病態や寝たきりになるリスクについて、写真やデータを用いて解説
-日常生活で気をつけたいことこと
食・喫煙・アルコール・運動の改善、転倒予防のアドバイスを掲載
-骨の検査と、骨のお薬について
検査と薬の種類について簡単に紹介
-はじめましょう「ロコトレ」
ロコモのリスクチェック、ダウンロード可能な動画でロコトレを解説
-あなたの骨折危険度は?今すぐCheck!8項目の骨折リスクのチェックリストを提示

第一三共「骨だいじょうぶ.com」

見出しで内容を的確にまとめ、基本的にイラストとテキストをセットにすることで、細かな文字を読まなくても内容が分かりやすい工夫が見られるサイトです。特に〇人中△人などのデータは、イラストと文字の色を合わせることで、一目見ただけで、内容が理解できます。

コンテンツ「日常生活で気をつけること」では、具体的な提案を示しており、患者さんや家族が行動に移しやすいのではないでしょうか。トップページのメインコンテンツ表示やQ&Aの掲載により、「何から見ていいか分からない」といった方も閲覧コンテンツが選びやすそうです。ロコモ予防の啓発コンテンツ内の「ロコチェック」は、ロコモONLINEのページへ遷移する設定になっています。同社公式Facebook内でも、骨粗鬆症デーやロコモに関する情報発信を行っています。
骨だいじょうぶ.com

サイトディスクリプション

骨粗しょう症(骨粗鬆症)の症状・骨折のリスク・原因・検査・治療から日常生活の注意点まで詳しく紹介するサイトです。骨粗しょう症になる前に、定期的な骨密度測定を。 | 第一三共株式会社

キーワード

骨密度,骨だいじょうぶ,骨粗しょう症,骨粗鬆症,第一三共株式会社

コンテンツ一覧

-骨粗しょう症って何?
骨粗しょう症の病態・症状、骨折リスクについて解説
-骨粗しょう症の原因と危険因子
骨粗しょう症の原因やハイリスクな人を紹介
-骨粗しょう症の検査
骨粗しょう症の検査や自治体で受けられる検診を紹介
-治療法・治療中の注意点
薬服用の重要性や長期治療であることの説明
-日常生活で気をつけること
環境・食事・運動における注意点の紹介、ロコモの解説
-骨にまつわるQ&A
骨粗しょう症や骨に関する疑問に回答
-あなたの骨チェック
骨粗しょう症のリスクを11項目紹介

中外製薬「ほねとひざ.com」

トップページにコンテンツ一覧を大きく掲載しており、サイト内で知ることができる内容が分かりやすい作りです。骨粗鬆症と変形性膝関節症に関する疾患情報を、イラストや図を交えながら解説しています。ロコモに関するコンテンツが充実しており、基本的な知識に加え、ロコトレ・腰痛体操・膝痛体操の紹介をイラストと動画の両方で掲載しています。

トップページ下部にある「動画ライブラリー」は、公式YouTubeチャンネルへ遷移する設定。キャラクターがロコモについて解説しています。文字が苦手な方にも、分かりやすく学びやすい動画内容となっています。レシピ紹介は季節のものに加え、主食・副食・スープ・スイーツとバリエーション豊かで、レシピを選ぶのが楽しくなりそうです。
ほねとひざ.com

サイトディスクリプション

「ほねとひざ.com」は、骨粗鬆症、変形性膝関節症、ロコモティブシンドロームに関する情報サイトです。3つの疾患の診断や治療の必要性をわかりやすく解説しています。

キーワード

骨粗鬆症,変形性膝関節症,ロコモティブシンドローム,ほねとひざ.com

コンテンツ一覧

-骨粗鬆症
骨粗鬆症の病態・検査・治療、骨折予防について解説
-変形性膝関節症
変形性膝関節症の病態・検査・治療・予防について解説
-ロコモティブシンドローム
ロコモについて解説(子供もあり)、ロコトレや腰痛体操をイラストと動画で紹介
-あなたは大丈夫?
膝・骨折・転倒リスクやロコモ度のチェックシートを掲載
-オレンジページコラボレシピ
春夏秋冬のレシピをビタミンD含有量も示して紹介
-骨にいいレシピ
主食・副食・スープ・デザートに分けてレシピを紹介
-運動でロコモを予防
ロコトレ・腰痛体操・膝痛体操を動画で紹介

田辺三菱製薬「リウマチ21.info」

関節リウマチの病態や治療について情報発信していることは他サイトと同じですが、こちらのサイトの最大の特徴は、吹き出しを用いてチャット形式で説明がはじまる点です。関節リウマチのおばをもつ主役の小学5年生の男の子に、おばや医師が分かりやすく説明していく流れとなっています。疾患の説明は「難しい内容なのでは?」と敬遠されがちですが、小学生にも伝わる話からはじまるため、一般の方もスムーズに疾患の解説が読めることでしょう。
生活の工夫を紹介するコンテンツでも、導入部に漫画を用いることで、話に引き込まれやすい印象を受けます。楽しみながら閲覧でき、かつ詳しい解説を後述することで関節リウマチへの理解も深まるサイトです。
リウマチ21.i n fo

サイトディスクリプション

リウマチ21.info(インフォ)では、関節リウマチについて、正しくご理解いただくための情報を提供しております。田辺三菱製薬株式会社。

キーワード

関節リウマチ,治療,薬,TNFα,レミケード

コンテンツ一覧

-関節リウマチとは
関節リウマチの病態・症状・原因・検査・治療について解説
-家族・友人と工夫する関節リウマチ生活
関節リウマチの患者、家族、友人が気をつけた生活のアドバイス
-関節リウマチの医療福祉制度
ガイドブックをPDF形式で紹介
-弊社製品をご使用、もしくはご使用予定の患者さんへ
レミケードによる治療中または治療予定の患者さん向け情報を配信

サイトの見やすさや動画で他サイトと差をつけよう

今回調査した骨・関節に関する疾患サイトは、高齢者を対象としたサイトが多くありました。文字のサイズをボタンで簡単に変更できる、イラスト・図・写真を用いて読む負担を減らすなど、対象に合わせた見やすさの工夫が情報を伝える上で大切です。
スマホやタブレットで閲覧する人が多くなっていることから、デバイスに合った見出しやサイト構成も重要となりそうです。トレーニングや体操の紹介動画だけでなく、疾患の解説動画を配信するなど、文字以外での情報発信も求められてきているでしょう。

<参考> ※URL最終閲覧2022年5月2日
1) 日本整形外科学会ロコモティブシンドローム予防啓発公式サイト「ロコモONLINE」
https://locomo-joa.jp/locomo/


本記事で紹介できなかった骨・関節領域の疾患啓発サイトも含め、コンテンツ一覧や特徴、月間訪問者数などについての詳細な情報はダウンロード資料よりご確認いただけます。下記フォームに必要事項をご記入の上、お申込みください。資料ダウンロード用URLをお送りいたします。

ダウンロード資料「製薬企業の骨・関節領域の疾患啓発サイト調査一覧【2022年5月版】」
■骨・関節領域15サイト
・サイトディスクリプション
・キーワード
・コンテンツ一覧
・特徴
・SimilarWebによる独自調査(平均月間訪問者数、平均セッション時間、平均ページ毎セッション、直帰率)