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注目の肺がん治療薬TOP10は?直近5年の学会発表数から分析|学会情報データベース解析レポート

注目の肺がん治療薬TOP10は?直近5年の学会発表数から分析|学会情報データベース解析レポート

学会情報を分析することで、特定の疾患領域のトレンドなど、多様な情報を把握できます。今回は、(株)医薬情報ネットが提供する全国の学会演題情報を集約した「学会情報データベース』を活用し、直近5年間における肺がん治療薬のトレンドについて分析しました。
より詳細な解析レポートは、ページ最下部のフォームより無料でダウンロードいただけます。

概要

分析方法

直近5年間に開催された肺がん関連の演題が多い3学会の全演題から、演題名に以下の薬剤が含まれている数を算出。

対象学会

  • 日本肺癌学会学術集会(2020年~2024年)
  • 日本呼吸器学会学術講演会(2021年~2025年)
  • 日本呼吸器外科学会学術集会(2021年~2025年)

対象薬剤

※薬剤の抽出は一般名(和文・欧文)で行っており、製品名は対象としていない

プラチナ(白金)製剤

シスプラチン、カルボプラチン、ネダプラチン

代謝拮抗薬

ペメトレキセド、テガフール・ウラシル配合剤、テガフール・ギメラシル・オテラシルカリウム配合剤、ゲムシタビン

微小管阻害薬

パクリタキセル、ドセタキセル

トポイソメラーゼ阻害薬

アムルビシン、イリノテカン、ノギテカン、エトポシド

分子標的治療薬

ベバシズマブ、ラムシルマブ、ネシツムマブ、ゲフィチニブ、エルロチニブ、アファチニブ、オシメルチニブ、ダコミチニブ、クリゾチニブ、アレクチニブ、セリチニブ、ロルラチニブ、ダブラフェニブ、トラメチニブ、エヌトレクチニブ

免疫チェックポイント阻害薬

ニボルマブ、ペムブロリズマブ、アテゾリズマブ、デュルバルマブ

【結果】学会で取り上げられた肺がん治療薬TOP10

ランキング

薬剤

薬剤タイプ

演題数

1

オシメルチニブ

分子標的治療薬

303

2

ニボルマブ

免疫チェックポイント阻害薬

243

3

デュルバルマブ

免疫チェックポイント阻害薬

204

4

アテゾリズマブ

免疫チェックポイント阻害薬

126

5

ペムブロリズマブ

免疫チェックポイント阻害薬

107

6

ラムシルマブ

分子標的治療薬

67

7

アファチニブ

分子標的治療薬

64

8

カルボプラチン

プラチナ(白金)製剤

63

9

パクリタキセル

微小管阻害薬

51

10

ペメトレキセド

代謝拮抗薬

49

学会での発表が特に多かった薬剤は、オシメルチニブ、ニボルマブ、デュルバルマブであり、いずれも200以上の演題で取り上げられました。今回対象とした薬剤に関する発表のうち、8割以上が分子標的薬と免疫チェックポイント阻害薬に関するものでした



解析レポート(全17P)では、以下の内容についても分析しています。

  • 年別の各薬剤発表数
  • 学会別の薬剤発表数
  • 薬剤別発表人数

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