注目の多発性骨髄腫(MM)治療薬TOP10は?直近5年の学会発表数から分析|学会情報データベース解析レポート

学会情報を分析することで、特定の疾患領域のトレンドなど、多様な情報を把握できます。今回は、(株)医薬情報ネットが提供する、全国の学会演題情報を集約した『学会情報データベース』を活用し、直近5年間における多発性骨髄腫(MM)治療薬のトレンドについて分析しました。
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概要
分析方法
直近5年間に開催された多発性骨髄腫関連の演題が多い3学会の全演題から、演題名に以下の薬剤が含まれている数を算出。
対象学会
- 日本血液学会学術集会(2021年~2025年)
- 日本骨髄腫学会学術集会(2021年~2025年)
- 日本造血細胞移植学会総会(2021年~2025年)
対象薬剤
※薬剤の抽出は一般名(和文・欧文)で行っており、製品名は対象としていない
モノクローナル抗体 | ダラツムマブ、イサツキシマブ、エロツズマブ |
|---|---|
免疫調節薬 | サリドマイド、レナリドミド、ポマリドミド |
二重特異性抗体 | テクリスタマブ、トアルクエタマブ、エルラナタマブ |
ステロイド剤 | デキサメタゾン、プレドニゾロン |
アルキル化剤 | シクロホスファミド、メルファラン |
プロテアソーム阻害薬 | イキサゾミブ、カルフィルゾミブ、ボルテゾミブ |
抗体薬物複合体(ADC) | ベランタマブ マホドチン |
その他 | ドキソルビシン、インターフェロン アルファ、ビンクリスチン、フルダラビンリン、 |
【結果】学会で取り上げられた多発性骨髄腫(MM)治療薬TOP10
ランキング | 薬剤 | 薬剤タイプ | 演題数 |
|---|---|---|---|
1 | ダラツムマブ | モノクローナル抗体 | 110 |
2 | デキサメタゾン | ステロイド剤 | 68 |
2 | レナリドミド | 免疫調節薬 | 68 |
4 | イサツキシマブ | モノクローナル抗体 | 48 |
4 | シクロホスファミド | アルキル化剤 | 48 |
6 | カルフィルゾミブ | プロテアソーム阻害薬 | 43 |
7 | エルラナタマブ | 二重特異性抗体 | 40 |
8 | ボルテゾミブ | プロテアソーム阻害薬 | 34 |
9 | エロツズマブ | モノクローナル抗体 | 18 |
9 | ポマリドミド | 免疫調節薬 | 18 |
発表が特に多かった薬剤は、ダラツムマブ、デキサメタゾン、レナリドミドでした。これら3剤に関する発表が、今回対象とした全薬剤の発表件数の過半数を占めました。
解析レポートDLフォーム
解析レポート(全28P)では、以下の内容についても分析しています。
- 年別の各薬剤発表数
- 学会別の薬剤発表数
- 薬剤別発表人数
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