biotricity社が今年の後半から来年前半に市場へ投入する予定のウェアラブルデバイス「bioflux」は、
遠隔で心臓をモニタリングするソリューション機器です。
モニターを装着した患者の心臓の働きに関するデータを、AT&Tの携帯電話回線を経由し、
医師や緊急対応チームに伝えることができます。
慢性疾患患者のためのウェアラブル
「我々がbiotricityを設立したのは、市場にギャップがあるのが分かったからです。
フィットネスのためのウェアラブルデバイスを作るライフスタイル系の会社は数多くあります。
また医師の診療室でだけ使われるよう制限されている機器も数多くあります」
biotricity社のCEOであり創業者のWaqaas Al-Siddiq氏は述べました。
「我々は医師と患者の双方に使われる技術ソリューションを作りたかったのです。
Fitbitがライフスタイルに革命を起こしたやり方で、我々は慢性疾患に対して革命を起こしたいのです」
この企業の狙いは、呼吸器疾患、睡眠時無呼吸を含む多数の慢性疾患、さらに胎児モニタリングなど、
複数の医療水準モニタリング・ソリューションを達成するものを開発することです。
心血管疾患(CVD)、冠動脈心疾患(CHD)をターゲットにスタート
現在FDAの承認を得ている「bioflux」は、心血管疾患(CVD)、冠動脈心疾患(CHD)を診断する医師が
患者の日々の生活における状態を確認するために、医師および医療機関)向けに販売されます。
「bioflux」は、AT&Tの携帯電話回線を利用することで、24時間監視しリアルタイムでデータを送信することができます。
多くの疾患に対応するために臨床研究を続行
現在「bioflux」は、いくつかの病院で臨床研究中です。
全てのソリューションがFDAの認可を受けた後、biotricity社はバイオフィードバックを提供するだけでなく、
患者が自身の心臓活動を監視できるようにする、患者向けのデバイスに取り組むことになるようです。
ニュース元:mobihealthnews
http://www.mobihealthnews.com/content/fda-clears-software-portion-biotricitys-remote-cardiac-monitoring-wearable