デジタルマーケティングに関する用語は、難解であったり似たような略語が多かったり、理解するのに苦労することがあります。Medinewでは、製薬企業でデジタルマーケティング、Webマーケティングを担当することになった方に向けて、よく使われる用語をまとめた用語集を用意しました。用語集では、本記事で紹介する用語以外にもジャンル別に分けて解説していますので、ぜひダウンロードして利用シーンに合わせてチェックしてみてください。
デジタルマーケティング用語の例
・エンゲージメント
見込み顧客が企業やその製品に対し、高い好感度を持つことで形成される深い関係性。自社ブランドとユーザーの「親密さ・結びつき・共感」を指す。エンゲージメント指標は、エンゲージメントの発生・上昇を表す数値で、SNSにおける「いいね」「リプライ」などが代表例。
・ソーシャルリスニング
分析ツールを使ってSNSやブログなどにおけるユーザーの発言、行動履歴といったデータを集めるマーケティング手法。従来型の市場調査よりもユーザーの本音に近い意見を集めやすく、インサイトの理解や業界トレンドの予測、ブランド評価などに用いられる。
・トリプルメディア
企業がマーケティングを行う際に利用する媒体である3種類のメディア、「オウンドメディア」「ペイドメディア」「アーンドメディア」を指す。それぞれの意味については下記のとおり。
- オウンドメディア…Webサイトやブログなど、自社が管理しているメディア。
- ペイドメディア…デジタル広告やPR記事など、必要なコストを支払うことで出稿可能なメディア。
- アーンドメディア…口コミやブログ記事など、一般ユーザーの信頼を獲得するための外部メディア。
・EFO(エントリーフォーム最適化)
「Entry Form Optimization(入力フォーム/エントリーフォーム最適化)」の頭文字を取った言葉。想定ユーザーが「お問い合わせフォーム」「会員登録フォーム」などに情報を入力しやすくすることで、CVRの向上を図る施策。
・CTA(Call To Action)
顧客の“行動喚起”を意味する用語で、Webサイトを訪問したユーザーに、自社視点でとってもらいたい行動を促す取り組み。たとえば「資料請求ボタンの色や形を工夫する」「サイト内の回遊率をあげるために内部リンクを設置する」など。
・SEO(Search Engine Optimization)
「検索エンジン最適化」を意味する用語。検索エンジンの検索結果の表示順位を高めるためにさまざまな施策を行う。SEO対策には大きく分けて「内部対策」「外部対策」の2種類がある。
内部対策は、適切なコーディングやタグの使用、サイトマップや内部リンクの設置を行うなどサイト内で行う施策。一方で、外部対策とは、被リンクの獲得などを目指すサイト外の施策を指す。
・リスティング広告
検索結果ページの上部・下部などに表示されるデジタル広告。リスティング広告の内、検索結果に連動するものは「検索連動型広告」、Webサイトのコンテンツに連動するものは「コンテンツ連動型広告」と呼ばれる。
用語を理解してデジタルマーケティングを効果的に進めよう
用語集では、デジタルマーケティングやオウンドメディア運営を担当することになった方が知っておきたい60の用語をまとめました。用語の意味を理解することで知識も深まり、デジタルマーケティングに関する業務も効果的に進められるようになります。
この記事で紹介した用語以外も含めた「製薬企業も知っておきたい基本のデジタルマーケティング用語集(全10P)」は、以下フォームよりダウンロードいただけます。ぜひご活用ください。
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