製薬企業ニュースリリースPickup 12月版

製薬企業ニュースリリースPickup 12月版

「製薬企業オウンドメディア定期レポート」に登場する製薬企業の、12月に配信されたニュースリリースから、デジタル・プロモーション、社会貢献を中心にピックアップしたニュース記事をお届けします。
※リストは前月のオウンドメディアレポートTOP 19順です

■武田薬品工業株式会社

世界をリードするライフサイエンス企業3社がCOVID-19の入院患者を対象としたCOMMUNITY試験への患者登録を開始

2020年12月1日

– 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による入院患者の臨床的重症度に応じた複数の治療薬の有効性および安全性を評価
– ウイルスが蔓延している地域において患者登録ができるよう世界中の医療機関を治験実施施設に指定
– 製薬企業が協業して実施する初めてのアダプティブ・プラットフォーム試験

COVID R&D Allianceのメンバーである、アムジェン社、武田薬品、およびUCB社は、COMMUNITY(COVID-19 Multiple Agents and Modulators Unified Industry Members)試験に最初の患者を登録。COMMUNITY試験は、COVID-19の入院患者を対象とした複数の治療薬候補の検討が可能な、無作為化二重盲検プラセボ対照アダプティブ・プラットフォーム試験。

https://www.takeda.com/jp/newsroom/newsreleases/2020/20201201-8216/

■ファイザー株式会社

~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援 2020年度は15件のプロジェクトに2,760万円を助成決定

2020年12月7日

ファイザー社は、2000年に創設したヘルスケア領域の課題に取り組むNPO等の市民活動および市民研究に助成する事業『ファイザープログラム ~心とからだのヘルスケアに関する市民活動・市民研究支援』の、2020年度助成プロジェクトを決定。ヘルスケアを重視した社会の実現に向けて、「心とからだのヘルスケア」の領域で活躍する市民団体、患者団体、障がい者団体の方々の「健やかなコミュニティーづくり」の試みを支援することが目的。第20回となる本年度は、新規助成8件(助成総額1,360万円)、継続助成7件(助成総額1,400万円)が選出。

https://www.pfizer.co.jp/pfizer/company/press/2020/2020_12_07.html

■アステラス製薬株式会社

気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)の提言に賛同

2020年12月17日

アステラス社は、金融安定理事会(Financial Stability Board: FSB)により設置された気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures:TCFD)の提言に賛同。気候関連の財務情報開示を推奨するTCFDの提言に基づき、2021年度から気候変動が事業に与えるリスク・機会について分析し、「ガバナンス」「戦略」「リスク管理」「指標と目標」の4つの視点で気候変動対策についての積極的な情報開示を進める。 同社は、世界の人々の健康に貢献する企業として、気候変動対策については経営の重要課題と位置づけ、研究・製造拠点での温室効果ガスを排出しない再生可能エネルギー由来の電力の購入、風力発電・バイオマスボイラーの導入や、ハイブリッド営業車の導入など、積極的な温室効果ガス削減策を実施。これらの取り組みにより、2015年度を基準として温室効果ガスの排出量を18.5%削減(2019年度)。

https://www.astellas.com/jp/ja/news/16281

■大塚製薬株式会社

大塚製薬「B.LEAGUE サポーティングカンパニー」に決定 〜選手・関係者の体調管理と地域のヘルスケア分野の活動を協働で実施〜

2020年12月10日

大塚製薬は、「B.LEAGUE サポーティングカンパニー」に。同社は、「Otsuka-people creating new products for better health worldwide」(世界の人々の健康に貢献する革新的な製品を創造する)という企業理念のもと、人々の健康を身体全体で考え、疾病の治癒から日々の健康増進までを目指したトータルヘルスケアカンパニーとして事業展開を行い、幅広いスポーツシーンでアスリートの体調管理やパフォーマンスの発揮をサポート。また、47都道府県との連携協定を締結し、地域の健康課題を地域の方々と協働で解決する取り組みを行っている。

https://www.otsuka.co.jp/company/newsreleases/2020/20201210_1.html

■田辺三菱製薬株式会社

「女性が輝く先進企業表彰」において「内閣府特命担当大臣(男女共同参画)表彰」を受賞

2020年12月16日

田辺三菱製薬は、内閣府男女共同参画局による令和2年度「女性が輝く先進企業表彰」における「内閣府特命担当大臣(男女共同参画)表彰」を受賞。「女性が輝く先進企業表彰」は、女性が活躍できる職場環境の整備を推進するため、役員・管理職への女性の登用に関する方針、取り組みおよび実績ならびにそれらの情報開示において顕著な功績があった企業を表彰するもの。

https://www.mt-pharma.co.jp/news/2020/MTPC201216.html

■ノバルティスファーマ株式会社

ノバルティス ファーマ、「ベイビーモーションプロジェクト」を開始 赤ちゃんの運動発達を見守って成長を楽しみながら、病気のサインにも気づきやすくなる親子のチャレンジを支援

2020年12月18日

ノバルティス ファーマは、赤ちゃんの運動発達に対する関心を高めていただく「ベイビーモーションプロジェクト」を2020年12月18日より開始。ウェブサイト(URL:https://babymotion.jp/)や、YouTube動画、LINEアカウントなどを通して、赤ちゃんの運動機能の発達に関連した情報を提供していき、プロジェクトに関するインターネット広告、テレビCMなども展開する予定。 今回の活動では、ご両親をはじめとした赤ちゃんの成長を見守る多くの方々に、首のすわりや寝返り、はいはい、といった赤ちゃんの運動発達に関して正しい知識を提供し、赤ちゃんの動きに対してより深い興味を持っていただくことを通して、成長のプロセスを楽しみながら、万一の病気のサインにもなるべく早期に気づいていただける機会を広げていくことを目指す。

https://www.novartis.co.jp/news/media-releases/prkk20201218

■日本イーライリリー株式会社

社員 3,000 人以上の参加型プログラムにより 400 万円を寄付 例年とは異なる環境下でも、社員の地域貢献活動やチームのつながり、健康意識を高める活動を促し、福祉活動や被災地の継続的な支援へ

2020年12月16日

日本イーライリリーは、社員参加型の地域貢献活動プログラム「リリージャパン・デイ・オブ・サービス」を通じ、社員の地域貢献活動などに基づいて算出した寄付金400万円を、社会福祉法人中央共同募金会(赤い羽根共同募金)、兵庫県(ふるさとひょうご寄附金)、社会福祉法人兵庫県社会福祉協議会(ひょうごボランタリープラザ)に寄付。 「デイ・オブ・サービス」は世界中のイーライリリー社員が毎年一斉に取り組む社会貢献活動で、日本では、全国社員がそれぞれの地域でグループや個人で自主的に活動を行い、その活動結果に応じた寄付額を、神戸で震災を経験した企業として震災・災害復興支援などのために継続して寄付。今年は9月1日から24日に開催し、新型コロナウイルス感染拡大防止に配慮しつつ、のべ3,000人以上が積極的に参加、各地域の状況にあわせた創意工夫で、ごみ拾いや物資寄付などの地域貢献活動、チームのつながりや健康意識を高めるリモートでのウォーキング、オンラインを活用したフィットネスやストレッチプログラムなどを実施。

https://news.lilly.co.jp/down2.php?attach_id=749&category=18&page=1&access_id=2066

■小野薬品工業株式会社

CDP2020【気候変動】において、3 年連続で「A リスト」に選定される

2020年12月16日

小野薬品は、国際環境非営利団体である CDP より、気候変動に対する対策が評価され、CDP2020【気候変動】において、権威ある A リストに 3 年連続で選定。同社は、中長期環境ビジョン(ECO VISION 2050)のもと、脱炭素社会の実現を重要分野の 1 つとして定め、事業活動に伴って排出される温室効果ガスの削減に向けて取り組む。

https://www.ono.co.jp/jpnw/PDF/n20_1209.pdf

■アストラゼネカ株式会社

アストラゼネカ主催メディアセミナー、「緊急提言 新型コロナウイルス感染症流行下におけるがん検診の重要性~つづけよう、がん検診~」を開催

2020年12月01日

アストラゼネカ社は11月30日(月)、がん検診受診促進キャンペーンの一環として、「緊急提言 新型コロナウイルス感染症 流行下におけるがん検診の重要性」をテーマとしたメディアセミナーをオンライン・オフラインにて同時開催。本メディアセミナーは、新型コロナウイルス感染症拡大により、世界各国でがん診療サービスが延期・中断し、患者さんの予後に影響する懸念がある中で、がん検診の重要性を伝える啓発活動の一環として開催。 「新型コロナウイルス感染症流行下でのがん検診の動向」(小西 宏氏、日本対がん協会)、「肺がんの種類と肺がん検診実施にむけた注意点」(光冨 徹哉氏;世界肺癌学会理事長、弦間 昭彦氏;日本肺癌学会理事長)の解説と、肺がんステージⅠと診断され、治療・復帰の経験者である三遊亭円楽氏のトークセッションが行われた。

https://www.astrazeneca.co.jp/content/az-jp/media/press-releases1/2020/2020120102.html