MDMD2021レポート/アナリティクスの価値を最大限引き出すAktanaコンサルティングサービス

MDMD2021レポート/アナリティクスの価値を最大限引き出すAktanaコンサルティングサービス

「医薬品業界におけるマーケティングの新潮流・最新トレンドの展望」をテーマに、2021年9月に開催したオンラインカンファレンス「Medinew Digital Marketing Day 2021」。セッション「アナリティクスの価値を最大限引き出すAktanaコンサルティングサービス」では、Aktana International LLC小林哲郎氏が講演し、同社が提供するサービスについて詳しく紹介されました。

オムニチャネル3大構成要素の全体最適化を実現するプラットフォーム

Aktanaでは、オムニチャネル推進を支援するエンジンを開発し、サービス提供しています。各種データをデータ基盤にて統合・整理。そのデータから人工知能エンジンが「次に何をすべきなのか」というようなアクションをMRなどに推奨します。医師にとっては、製薬企業からの提案として「これがほしかった」をベストなタイミングで叶えられます。

しかし、ツールを導入するだけで課題が解決するわけではありません。「データ分析は効果的なAI活用に不可欠だが、最終目的ではない。医薬品業界だけに限らず、ツール導入で重要なのは分析結果を確実にアクションにつなげ、フィードバックサイクルを回していくこと」と小林氏は話します。

Aktanaが提供するプラットフォームでは、データを分析し推奨、実行されたアクションの結果得られたデータを蓄積します。そしてその蓄積されたデータが分析され、精密化された推奨が導かれるようになります。推奨されたアクションに対して成果があったか否かをデータとして蓄積することで、AIを改善できる仕組みとなっています。

データを蓄積・アクションを推奨するプラットフォームと、それを多くのエンジニアやデータサイエンティスト集団が支えているのがAktanaの強みです。

AIを活用して競争優位性を生み出すコンセプト

Aktanaの製品によって、オムニチャネルにおける3大構成要素「チャネル」「コンテンツ」「タイミング」を最適化することが可能になります。

これまではこの3つそれぞれを個別に最適化していましたが、今後はこの3つを同時に最適化し推奨を届けることの実現を目指していると小林氏は話しました。

Aktanaアナリティクス事例:チャネル最適化AI

分析結果をアクションへつなげるAktanaのアナリティクスチームが実施した事例として、チャネル最適化の分析事例を小林氏は紹介しました。

医師ごとの最適なチャネルや医師が好むチャネルなどが分からず、「医師にどのようなチャネルで、どうアプローチしたら良いのか分からない」「どのように売上につながっているのか分からない」という課題があったとのことです。そこで施設単位だった売上データを、機械学習をもとに医師単位の売上データを予測するモデルを開発しました。さらにその上で各チャネルの効果・インパクトについて機械学習をもとに推定しました。機械学習を2段階経ることで、医師それぞれにとって最適なチャネルを導き出すことが可能になりました。

その結果、COVID-19状況下におけるデジタルチャネルのインパクトを定量的に評価することができました。さらにチャネルの組み合わせや順番の検証を行うことで、営業現場で実施可能な施策への展開(アクション)を目指します。

データドリブンなチャネル効果改善プロセス

COVID-19の流行により、デジタルチャネルを通じた活動は増加傾向にあります。そんな中で多くの製薬企業では、「デジタルチャネルが、本当に効果があるのか分からない」「やみくもに投資しているものの、良いのかどうかわからない」「どのデジタルチャネルに注力するべきなのか分からない」といった課題が多く出てきていると小林氏は話します。

一方で、各社それぞれがデジタルチャネルを導入・運用してきたことにより、1年〜1年半分のデータが蓄積されていることも事実です。これらのデータを分析することで、チャネルの効果や費用対効果を算出することが可能となります。まずは現在蓄積されているデータを分析することで、デジタルチャネルの今後を議論して運用していくべきなのではないでしょうか。

デジタルチャネル活用改善のためのチャネル効果改善プロセス

多様なニーズに応えるコンサルティングサービス

製薬企業においてデータ活用検討する上で障壁となっている主な要因として、小林氏は下記の5つを示しました。

  • 活用テーマ、戦略がない
  • 十分なデータがない(量・種類・質)
  • データを扱う人材、チーム、リテラシーがない
  • アクションへつなげる仕組みとしてのアプリ等のテクノロジーがない
  • データ基盤が整っていない(データの一元化・データ蓄積の仕組み)

さらに各社には、「データ活用戦略の作成方法がわからない」「MRの現場の声がわからない」「オムニチャネル化の進め方がわからない」など、多種多様な課題や悩みがあります。
これらを解決するのが、Aktanaが提供する「よろず相談サービス」です。「小さな悩みでも気軽にお問い合わせください」と小林氏は締めくくりました。

顧客の課題を解決する様々な相談サービス

講演の後半で、はノバルティスファーマの山田俊範氏と、データ分析や活用に関する課題への取り組みなどについてトークセッションを実施しました。

製薬企業におけるデータ分析・活用の重要性

Aktanaのサービスを紹介するとともに、Aktanaでの具体的な事例などを交えながら、データ分析や活用に関する課題への取り組みなどについて講演内容をまとめました。各社がデータの有効性を理解し、業界全体でデータの活用ならびにデータ分析結果に基づくアクションを進めていくことが今後の製薬企業の成長につながるでしょう。

本講演で紹介しました、Aktana International LLCのサービスについて、ご質問やご相談がございましたら、お気軽に以下フォームよりお問い合わせください。なお、サービス資料をご希望の場合には、その旨フォームにご記入ください。