
医師の情報ニーズが多様化し、リアルな接点が限られるなかで、製薬マーケティングの「パーソナライゼーション(個別最適化)」の重要性が増しています。
誰に、いつ、何を、どのチャネルで届けるのか。医師一人ひとりへの最適な情報提供が求められる今、パーソナライゼーションとは何か、なぜ重要なのかをあらためて整理し、その基本的な考え方と背景・課題を見つめ直します。

医師セグメントの最適化は、施策の成否に重要な影響を及ぼします。Medinewでは過去に、カスタマージャーニーや行動データに基づくセグメンテーションの手法を紹介しました。今回は、医師を「態度・価値観」でセグメントし、マーケティングに落とし込むための実務的手法を示します。医師を臨床のエビデンス、臨床、革新志向、予防志向、患者中心、経済性重視の6つに分類した上で、それぞれに最適化したアプローチを解説します。
(Oncology MR Training Project 高橋洋明)

プライバシー保護の観点からサードパーティCookieの規制が進む動きを受けて、他業種のマーケターの間でも、ファーストパーティデータの重要性が再認識されるようになってきました。さらに、今、ファーストパーティデータとそのほかのさまざまなデータを組み合わせて、ユーザーの行動や思考をより理解し、効果的なマーケティング戦略を展開する動きが加速しています。
では、製薬マーケティングでは、どのようにファーストパーティデータを活用できるのでしょうか。今回は、デジタルマーケティングで用いるデータを取得経路によって分類し、製薬マーケターがそれぞれどのように収集・活用できるのかを解説します。

デジタル・データ活用は、医師向けプロモーションの最適化・効率化のための必須事項です。そこで、製薬企業におけるデジタル・データ活用状況やプロモーションのトレンドを探るべく、Medinewでは昨年に引き続き、2025年7月にデジタル・データ活用を主テーマとした業界調査アンケートを実施しました。本記事では、調査全般から見えたトレンドと課題、その解決のポイントをご報告します。


自社に適した製薬マーケティングの手法・体制を整えるためには、あらゆるデータ、チャネルを活用して、戦略を設計・実行していかなければなりません。製薬業界でのデジタルの利活用の現状や、これからデジタルチャネル・データをさらに活用していくためにはどうすべきかといった課題を探るため、Medinewは昨年に引き続き製薬企業を対象に調査しました。調査結果のレポートを無料でダウンロードいただけます。


2025年6月に開かれたカンファレンスイベントMedinew Digital Marketing Day(MDMD)2025 Summerでは、「真のオムニチャネル実現」をテーマに、初の聴衆参加型ワークショップを実施。企業の壁を越えて活発な意見交換が繰り広げられ、現場のリアルな課題感が浮き彫りとなりました。
その熱を引継ぎ、本座談会には製薬企業4社で活躍するマーケティング・CX担当者4名が集結。製薬オムニチャネルの最前線について、その実情や課題、施策の工夫をさらに深く語り合いました。

医師ニーズの細分化や情報提供チャネルの多様化に対応するために、製薬企業のマーケターはコンテンツ制作・活用のアプローチを根本から見直す必要があります。こうした取り組みは、AIの力を最大限に引き出し、コンテンツ活用サイクルを成功に導いてくれる基盤の整備につながります。
本連載では、業界に特化したソリューションやコンサルティングを提供する立場から、コンテンツ・マネジメントに関する国内外の最新アプローチやベストプラクティスをご紹介します。初回となる今回は、多くの企業が直面している課題とその解決策について全体像を整理しました。自社の現在地の確認や、論点整理の一助となれば幸いです。
(Veeva Japan株式会社 ビジネスコンサルティング(BC)部門 プリンシパルビジネスコンサルタント 関 博一)


製薬企業によるWeb講演会の評価では、視聴数などの数値は取得できるものの、医師の理解や意向といった“本来見るべき定性”は十分に把握できていません。データは存在しても、医師一人ひとりの真のニーズや関心までは捉えきれず、次のアクションに結びつけられていないのが現状です。
2025年10月末に開催した「Medinew Digital Marketing Day(MDMD)2025 Autumn」では、こうした課題を踏まえ、株式会社Jストリームの小山智治氏がWeb講演会インタラクティブデータを活用したパーソナライズドマーケティングの実現について講演しました。

MR数の減少やデジタル施策の費用対効果の鈍化により、製薬マーケティングの現場では新たな打ち手が求められています。そうした中、「効果が見えない」とされていたオフライン施策をデータドリブンに進化させることで、新たな可能性が開けています。
2025年10月開催のMedinew Digital Marketing Day(MDMD)2025 Autumnでは、ラクスル株式会社の太田氏が登壇し、ダイレクトメール(DM)に個別化と効果測定の仕組みを組み込み、デジタル施策との相乗効果を実現する手法が紹介されました。

2025年6月に製薬・医療機器業界の有識者が集結し開催されたMedinew Digital Marketing Day(MDMD) 2025 Summer。セッション「アフターコロナにおける製薬企業のオウンドメディアと集積データの活用とは」では、株式会社メディクト 代表取締役 下山直紀氏が、コロナ禍で急拡大した製薬企業の医師向けサイトが訪問者数減少という新たな課題に直面している現状を踏まえ、他業種の成功事例分析や同社の調査を交えながら、競争激化の中で選ばれるサイトになるための戦略について解説しました。



